2017年11月28日午後3時半入宮。今回の桂離宮で出色だったのはガイド氏。小和田さんという方で、桂離宮名ガイド四傑の筆頭かもしれない。
四傑の方々はほかに白髪の老人(小生より2歳ほど年若)、野村氏、品川氏。品川氏は衣紋道(えもんどう)の達人で、昭和天皇の「大喪の礼」、
平成天皇の「即位の礼」で束帯(貴族の正式な衣裳の着付)を担当、野村さんは助手をつとめた。
小和田さんの説明を聞くために桂離宮を参観する価値はある。が、前もって担当ガイド氏の出を知ることはできないこともあり、出たとこ勝負。
御幸門
御幸門
御幸門は茅葺切妻屋根の棟門(むなもん)形式。屋根下地に丸竹の垂木を張りめぐらせ、極太の皮付き丸太(アベマキ)の
柱と桁で支えている。門の側面は割竹をすのこ状にした簡素なつくり。
外腰掛
外腰掛は松琴亭の待合所で、正面に蘇鉄山がある。
蘇鉄山
名ガイド
名ガイド小和田氏は足の不自由な高齢者のサポートもされていた。「体重をかけてもだいじょうぶですよ」と語りつつ。
右横で撮影しているのはたぶん旦那さん。
松琴亭
松琴亭とガイド氏
松琴亭 日ざし
この時期、この時間。
蛍橋
蛍橋
蛍橋の名は、夏場このあたりにホタルが飛び交うことに由来するという。
松琴亭
松琴亭
賞花亭
賞花亭
池に映る人影が妙に生き生きして。
雪見灯籠
笑意軒
園林堂
右の建物は園林堂(おんりんどう)。
雪見灯籠
左に小さく写っているのは雪見灯籠。
笑意軒
月波楼からのぞむ松琴亭
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