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1999年6月14日、カーディフを起点にレンタカーを駆って北上、同月26日スコットランドの地を踏んだ。
はじめて来たのに何年も前から知っているようなエディンバラの古色蒼然たるたたずまいに魅せられた私は
必ず再訪すると心に誓った。
そして同年10月1日、家内だけでなく家内の姉をも伴って、時と風の見える場所へ向かった。
はたしてスコットランドは私たちを待っていた。そこにはほかのどの場所で見たものより想像力をかきたてる風景が
存在し、日没直後の橙色にかがやく空と、澄んだ空気が無限の広がりを感じさせるあの調べに似ていた。
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