マナーハウス
マナーハウス
ハーレフ城の手前、A496からB4573を迂回し、2`半くらい走ると「Hotel Mease−y−Neuadd」
と書かれた掲示板があり、そこを入ると、両側から足の長い雑草の生い茂る、とんでもない細い道が
えんえんと続く。対向車が来たらどうなるの?と思いつつ前進していくと、いきなりだだっ広い場所に出る。
それがこのマナーハウス(ホテル)で、14世紀に建てられた。
 
マイズ・イ・ニューアスと読むが、ミッシー・ナイアスと英語風に読むこともある。どちらも正解。
詳細は「ヨーロッパ旅行記」(下のバナー)の「ウェールズのイチゴ」をお読みください。
 
領収書
領収書
このマナーハウス・ホテルはウェールズ観光局のお墨付きという。
何がお墨付きなのか記されていないので想像するほかないが、
レストランの味と部屋の雰囲気、快適さなのであろうと思う。
 
レセプション裏の執務室にいた男は、話し方と笑い方が映画「アマデウス」
のモーツアルトにそっくりで、ケタケタとバカみたいによく笑うのである。
この男、すこぶる親切で、チェックイン前の部屋すべてを案内してくれた。
部屋は一部屋ごとにそれぞれの意匠を持ち、見事に個性的であった。
 
 
ボーマリス城
ボーマリス城
「ボ・マリス」は「美しい湿地」の意。その名のとおりこのあたりは美しい湿地帯で、エドワード1世が北ウェールズ
の要衝として建造を進めたが、途中でサジを投げたのがボーマリス城。戦費がかさみ物資調達が叶わず断念した。
 
ここを訪問したのは閉場間際、ご覧のように私たちのほかには画像の二人と下の二人の計六人。
なんとも薄気味悪かったが中世気分を満喫。「WALES」で紹介した4つの城はすべて世界遺産に登録されている。
 
ボーマリス城
ボーマリス城
 
 
カーナヴォン城
カーナヴォン城
英国歴代の皇太子の叙任式がおこなわれる城ということで期待していたが、まったくの期待はずれ。
ハーレフ城、ボーマリス城、コンウィ城のほうが鮮やかに記憶に残っている。
 
上記三城は年老いた英国紳士の風貌をみせ、さりげない装いと洒脱な身のこなしであるが、
カーナヴォン城はチャールズ皇太子のごとく、どこから見ても魅力に欠ける。
 
 
スランルゥスト
スランルゥスト
スランドゥドゥノ(Llandudno)からスノードン山に向かってA470を南に約30q行くと、のどかな村に辿り着く。
とはいえ、のどかな村なら数えきれないほどあって、スノードニア国立公園一帯に点在する町や村はすべて
素朴でのどかなのである。
 
この橋は1636年建造。橋幅がせまく、対向車がきたときはいち早く橋の中央に着いた車がトク、遅れた車はバックする。
橋の下はコンウィ川がゆったりと流れている。こういう風景、橋は別として子供のころに見た風景と似ている。
 
スランルゥスト
スランルゥスト

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